【柏戦】日立台決戦劇勝
試合終了間際のロスタイム。
ゴール裏はもちろんだろうが、メインスタンド指定席で観ていた
私も、柏のホーム側で何が起きたか理解するのに数秒を要した。
だが、何が起きたのかを理解したコンマ数秒後、私は立ち上がり
言葉にもならないような歓喜の雄叫びを上げていた。
だからって絶叫してるオレをじろじろ見るんじゃないよ。
柏の旗を持ったク○ガキどもお子様たち。( ´∀`)


去年の日本平決戦、そして今年の日立台決戦。
2年連続となった「11・20@柏レイソル戦」は、
奇しくもスコアまでが昨年と同じ結果となった。
それも、あまりにドラマティックな決勝ゴールとともに。
J1リーグ第31節@日立台
清水エスパルス 2-1 柏レイソル
得点:(清水)76"マルキPK、89"テウク (柏)15秒 レイナウド清水面子:
GK 西部
DF 市川、俊秀、青山、山西
MF 輝悦、枝村、兵働(84"澤登)、久保山(64"テウク)
FW マルキ(89"西野)、ジェジン
まだ残留が決まったワケじゃない。
まだ何も成し遂げたワケじゃない。
だが、この日の勝利は何にも代え難い。

勝利に向けて一丸となった選手とサポーターを、
J1残留への道を照らすかのような光が優しく包む…。
決して、これ単なる逆光写真だろ?
などという無粋なツッコミはしてはならない。
【ドキュメント 11・20】


みんなの願いが託された”残留”横断幕の元、
超満員に膨れ上がったアウェイ側ゴール裏。


無論、ホームで負けられない柏サポも必死。
お互いに試合前からテンションは張り詰めていた。
そして11月20日14時4分、ついに運命のゴングは鳴らされた。
そのわずか15秒後、レイナウドのラッキーパンチをまともにもらう。
いきなりのダウンに場内騒然。エスパルス側セコンドはまだまだ
試合は始まったばかりだ!と気を引き締め直すが、このままでは
郡司さんの裁定は10対9だろう。
えーと、そろそろサッカーに話を戻そう。
(郡司さんネタがわかる人がどれだけいるのやら)
次に試合の流れを変えたのは前半21分。レイソルは攻守の要の
明神をケガで失う。立ち上がりを凌いだエスパルスは中盤を制圧
して徐々に攻勢に転じ、幾度と無くフリーキックやコーナーキックの
チャンスを得る。


プレースキッカーの兵働は、その度に左サイドから右サイドまで
来てまた左サイドに戻ったりと、相当な運動量を強いられることに。
しかも、そのセットプレーがことごとく決まらないから報われない。
特にジェジンは決定機を外しまくり。どしたのジェジン。(´・ω・`)
結局、あれだけ攻めまくったにも関わらず0-1のまま前半終了。
ま、決定力の無さは今に始まったことじゃないし、決めるべきとこで
決められなかったから今の順位にいるワケで仕方ないのだけれど、
この時点でちょっぴり入れ替え戦に思いを馳せてみる。
ハーフタイムイベントは、我孫子市の保育園児による鼓笛隊の演奏。
その演奏中の、柏レイソルのマスコット・レイくんの所業↓。

レイくんはふしぎなおどりをおどった

付き添いの方をナンパ

演奏する少女をマンマーク
さて余興はこれくらいにしといて、と。( ´∀`)

1点ビハインドのまま迎える後半戦。あまりに厳しい戦いだが、
これが残留争いというものだ。生き残るための戦いなのだ。
そして私たちは、ただ選手を信じて応援することしかできない。
まず1点取り返す。話はそれからだ。
柏はクレーベルを中心に試合を組み立て直すが、試合は前半に続いて
エスパルスペースで進む。しかしよりにもよって神が降臨したかのごとく
好セーブを連発する南雄太の前に、どうしてもゴールは奪えないまま…。


いてもたってもいられないのか、何度となくベンチを出て、
プレーが止まると山西らに指示を出していた健太。
とにかく1点が、ゴールが遠い。
前節の横浜戦を観ているだけに、これはもういろんな意味で覚悟を
決めなければならないのか…と思っていた、そんな後半29分。
ついに、みんなの想いが(主に上川に)通じる時がやってきた。
右CKが柏ゴール前ニアサイドに入ると主審上川がホイッスル。
あーファールかな、と思っていると上川はPKスポットを指差している。
ええっ?ぴ、ぴ、ぴぴぴぴPKぇ!?
現地では当然どのプレーがファールだったのかわからなかったので、
帰宅してからビデオで何度も何度も見直して見たが、結局のところ
どれがファールなのかよくわからないんだよね。マルキへのファールを
とったんだろうけど、これはもうごっつぁんレベルのPKだね。
でも、PKをもらったからってまだまだ喜べない。
前節の横浜戦を観ているだけに。ただ強いて言うならば、

マルキがボールを持ってるのを見て、ちょっとホッとした。
そしてマルキが蹴ったボールは、神が降りかかっていた南雄太でも
止められずにゴールネットを揺らす。ようやく決めた、待望の同点弾。
こうなると、試合の流れはさらに濁流となって柏に襲いかかる。
後半33分、清水ゴール前で柏がFKのチャンスを得るが、この時
なぜかクレーベルが兵働に幻のヒジをお見舞い。

目の前でそれを見ていた上川は、躊躇無く胸ポケットから出した
レッドカードをクレーベルに突きつける。一発退場。
攻守の要である明神を前半で失い、さらに攻撃の中心となっていた
クレーベルを欠き、10人となった柏はこの直後にレイナウドも下げた。
個人的には、この時点でもう柏に攻めの脅威を感じてはいなかった。
悪くてもドロー。あとはエスパルスが1点取れるかどうかの勝負だ、と。
だが1-1のまま無情にも時は過ぎてゆく。残り10分、5分、1分…。
ついに後半もロスタイムに突入。残された時間は、あと4分。
歓喜の時は、もはやドローもやむなしと思っていたそんな時に訪れた。
マルキの前線へのフィードにジェジンが相手DFと競り、ボールは
ぽっかり空いた左のスペースにこぼれる。そのエリアに突入した
テウクは迷わず左足を一閃。

あとは冒頭の通り。この瞬間、グッと胸にこみ上げていた何かを
抑えるので精一杯で、そりゃ写真もブレるっつーのよ。( ´∀`)

喜びに沸くエスパルスの選手と、精根尽き果てたレイソルの選手たち。
非情かも知れないが、これがプロの戦いであり、これが残留争いなのだ。
あまりにドラマティックすぎる大逆転勝利。
絶対に勝たなければならない一大決戦でのこの勝利を、
俺達はきっとこれからも忘れないだろう。
だが、これで全てが終わったワケでも、何かを成し遂げたワケでもない。
この日、神戸のJ2降格が決まり、稲城も負けて17位との勝ち点差が
9に開いたことで、自動降格の可能性は限りなく無くなったと言えるが、
柏との差はまだ4点差であり、残り試合はまだ3試合もあるのだ。
J1残留へのサバイバルバトルは、まだ終わっていない。
次の神戸戦に勝ってこそ、この決戦に勝利した意味が見出せるのだ。
ところで、柏さんの方では、
明神と小林亮が負傷して、クレーベルとレイナウドが次節出場停止で、
トドメに玉田が骨折で今季絶望だそうだけど、ウチを恨むなよ。
【おまけ】
レイくんが試合前にこのポーズを取ってた時点で、
実はテウクのゴールが約束されていた件について。


実は内臓がテウクだったとか。
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